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1月に読んだマンガ書評

 はてさて2011年1月はどんな感じ?

 正直なところ、マンガ買う量が減ったので、何とも言えない感じ。
・めだかボックス 8巻 (原作:西尾 維新 漫画:暁月 あきら)

めだかボックス 8 (ジャンプコミックス)めだかボックス 8 (ジャンプコミックス)
(2010/12/29)
暁月 あきら

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 球磨川が巻末でさっそく死にます。さすが過負荷!死んだ程度じゃどうって事ないぜ!なんだろうけども、命を大切にしない戦い方をするってのは良い。んーむ、それにしてもジャンプの傾向としては、肩入れ出来ないくらい悪い奴を出さないといけないって決まりでもあるのか?ネウロ以降の作品に出てくる悪は、必ず絶対悪だ。
 必要悪みたいな奴はいないのか?悪役といえば、僕はやっぱり志々雄真実が一番かっこいいんだよな。
 まあ、それを超えるかもしれないのが、この過負荷代表の球磨川禊なんだけども。
 8巻は球磨川の魅力を見せつけまくるのが目的としか思えない作りでしたな。日之影空洞とか、前の生徒会長なんて噛ませでしかねーぜ的な話の展開も。
 いや、だってさ。あれだけ大上段からお前は合格だの不合格だの言っておいて……9巻収録予定の話を知ってるんだぞ、こっちは。
 球磨川は、攻撃をくらってる時の人形っぽさがたまらんですね。ジャンプだったらいじめの表現にあたるらしいのか?そんな物まで規制が入ってるんだろうか。その時代で変わりゆく健全だの不健全だのに左右されて表現が萎縮するならやめて欲しい。
 ていうか、そういう内部基準とかからしてまず要らないよなぁ。うるさい団体もいるかもしれないけど、貫くべきは少年マンガらしさだよ。昔のマンガが痛快なのは、その毒が良い作用に働くからさ。

・大阪ハムレット 4巻 (森下裕美)

大阪ハムレット(4) (アクションコミックス)大阪ハムレット(4) (アクションコミックス)
(2010/07/28)
森下 裕美

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 別に大阪だからどう?とかそういう感じはしないんだけど、人情モノ。家族の絆みたいなのを僕はあんまり信じていない分、この手の話はファンタジーっぽい感覚で楽しい。でも涙したりはしないね。だってファンタジーだもの。
 少年アシベを描いていた作者が真面目に漫画を描くとこうなるんですよっていうね。むしろ、何故アシベを描いていたんだろう。いや、今も新聞で連載してるっけか。シリアスに描くのが本流じゃないのかな。でも、だとしたらその方が作家としてかっこいいかも。
 親の死期が近い的な話もあって、それは普遍性のある物語なんだけど、普通はあんまり近寄りたくないところではあるんだよな。人間が死ぬ確率は100%だけど、それを見たい人なんてそうそういない。殺人事件とかでも嫌だし、ある種感動出来るかもしれないが大往生だって見たくはないだろう。
 大阪ハムレットには、そういう重い話もどんどん出てくる。こういう話を見ておく事で、生命が持つ何かの片鱗を味わえているのかもしれない。
 人生を謳歌して輝いていたはずのクラスメイトが、何年もしてから会ったら、輝きが失われていたり。そんなの当たり前なのに、どうしてこんなにがっかりしちゃうんだろう。あの栄光のままで良かったはずなのに、そうならなかったから?
 何にしても、むなしいモノです。
 漫画の表現はどんどん拡張されているように思うけど、この手の話は、時代と共に形を少しずつ変えながら、しかし生き残り続けると思う。それが普遍的な人間の在り方なんじゃないかって。いや、それは決めつけか。いくらでもパラダイムシフトするんだろうな。

・ハンザスカイ 1?3巻 (佐渡川 準)

ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2010/05/07)
佐渡川 準

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 無敵看板娘の作者が放つ空手漫画。やっぱり格闘技からは離れないんだなぁ。でもさ、今度のは前と違ってリアルに書かないとまずいんでないの?という気持ちが強いのか、漫画の重点をどこに置くのかで少しふらついたように思う。3巻までしか読んでないから?
 とりあえず、なるほどと思ったのは、不良がスポーツで更正するのは「美談」ではなく「普通」だという事。そして更正などしなくても日常生活を送っていく事が、より美しいという話だ。
 そりゃそうだ。マイナスがゼロになっただけじゃ普通だよな。上から見て、美談にするってのは、よしよしよく出来まちたねーって事だな。なんて上からの物言いだったんだろう。
 そういう論を展開した漫画という事で、今までの不良漫画を一歩リードしているとは思うが、問題は話の中心がそこじゃなかったという事だ。
 そこまで1巻で論を飛ばすなら、やっぱり更正にはもっと時間をかけるべきだったんじゃなかろうか。一応、設定上は中学生の頃は相当な不良だったんだろ?
 矢吹丈だって鑑別所行きだったんだから、そのくらいは普通にやると思っていたが……まあ、根っからの悪は描けないんだろう、気質的に。
 というわけで、2巻くらいから普通の空手漫画になります。それが面白いのか?というと、ジャンプでの派手なバトルに慣れている自分としては、ちょっと物足りない。得意技や二つ名を持っている選手もいるのだが、圧倒的にそれを表現するには画力が足りていないように思った。福本先生だって、アシスタント使って綺麗な背景作らせてますよ。表現の基礎となる絵の緻密さで負けてしまうのなら、ぶっ飛んだキャラやトンデモ設定で読者を惹きつけるしかないと思うんだけど……どうやら、そういう方向では勝負したくない模様。
 絵が下手というわけではないんだけど、特徴を出そうと思ったら正統派の空手漫画では無理なんじゃないかっていう印象。無敵看板娘で許されたハチャメチャな展開が封印されるのだから、そこ以外で惹きつける何かを作らないとダメなんじゃないかと。
 まあ、まだ3巻。続きによりけりだ。

・陣内流柔術流浪伝真島、爆ぜる!! 5巻 (にわのまこと)

陣内流柔術流浪伝真島、爆ぜる!! 5巻 (ニチブンコミックス)陣内流柔術流浪伝真島、爆ぜる!! 5巻 (ニチブンコミックス)
(2010/12/27)
にわの まこと

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 過去編終了。そして恋愛面においては真島、散る!!まあ、いいんでないの。真島くんは一人者が似合うよ。かわいそうだけど。
 真島くんは過去に色々な格闘技と戦ってきたわけだが、もうほとんど有名どころはやり尽くした気がする。
 ということは、漫画特有の、色物系格闘技の癖に強い!という展開か、または真島くんのプロレス移行みたいなところに落としどころがあるのか?いや、プロレスはないな、何しろ桃太郎と対決する予定のパラレルが存在するんだから、そっちでやってくれたらいい。
 謎を蒔いてあるのに、何故かワクワクしてこない。真島ってそういう漫画じゃないんだよなぁ。もっと簡潔な理由でバトルが発生するべき。過去の因縁とか、複雑にしなくてOK。要するに一昨日、肩がぶつかった程度の理由でいいんだよ。ああ、でもこの刊行ペースなら許せるかも。

・僕はビートルズ 3巻 (原作:藤井哲夫、作画:かわぐちかいじ)

僕はビートルズ(3) (モーニングKC)僕はビートルズ(3) (モーニングKC)
(2011/01/21)
かわぐち かいじ

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 タイムスリップしたビートルズのコピーバンドが、ビートルズになりかわろうと画策する話。前も書いたけど、この連中のやり口が嫌だし、それを正当化しようとする理由が今回は語られたので余計に嫌。
 確かに大衆音楽というかポップミュージックってのは、過去のメロディを使い回して育ち、そしてこれからも使い回し続けるタイプの音楽で、そのメロディは発掘しつくされたと言っていいくらいに研究された分野の音楽であるのは確かなんだけど、それって音楽の内のどのくらいを楽しめてるんだ?と。
 僕も音楽家の端くれなので、確かにメロディなんて出尽くしたようには思っている。でも、だから何?メロディを金鉱に例えていたけど、掘ったからといって音はなくなるモノじゃないんだ。
 似たようなメロディを奏でていたって、主張も違えば歌う人も違う。同じメロディだからって否定するなんてのは、どちらかといえば著作権ビジネスな雰囲気すらする嫌な物言いだ。
 僕も似てるメロを探すのは大好きだが、否定する為じゃない。類似性があるから、きっとそこには意図があるんじゃないかとか、偶然似てしまったのは、どこかに同じルーツがあるからじゃないか?とか、関係性などを楽しむ為なんだよな。似てるから訴えようだとか、そんな狭くて小さい奴は音楽の世界にもっと触れて見聞を広めて欲しい。
 まあ、そんな事は良いとして……結局、ファブ・フォーの4人はどうするんだろうか。少なくとも自作曲だと嘘をついた形だし、それがのしかかってくるだろうというのはメンバー内からも出ている。何よりヴォーカルを取るはずの男はビートルズの曲を勝手にやってのしあがろうなんてのには、大反対なわけだし。4人で演奏する日は来るのか?
 正直なところ、この4人が仲直りして、自分達が楽しいと思える演奏が出来るようになったら、未来に帰れるんじゃないかって気がしている。音楽至上主義的な寓話で、音楽を使えば他人との亀裂だって修正出来るかもしれないとか。音楽があれば世界平和だって夢じゃないさみたいな。この4人が仲違いしていたって、音楽を通じて元通りになれるかもしれないとか。
 そういうの、わかるけど……でも、実際は音楽やってる間に不満やら技術不足やら何やら色々で上手く行かないのが普通だからなぁ。音楽の楽しい部分に触れる前に終わる事の方が多いよね。

 とりあえず4巻でイギリスに関係者が飛ぶらしいので、本物のビートルズはどうなっているのかがわかる。僕の予想ではビートルズの4人はメロディが「発掘され尽くした」はずの2010年にタイムスリップし、新しい曲を新しい表現で見せるんじゃないかって期待している。これってビートルズへの過大評価か?



 こんなところでした。うん、全部面白かった。僕は漫画なら何でも楽しめるんだろうな、きっと。あ、少女漫画は若干苦手だけどね。

 みんな、漫画を読もう。漫画を読んでいる間は人を殺す事なんて出来ないはずさ。漫画を読んでいれば、きっと共感出来る部分が見つかるはずさ。
 いやはや、漫画を読むだけで世界平和が来るなんて夢みたいですな。漫画最高!この世に漫画があって本当に良かった!
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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